リーブル天神という ラム・チャンドラー氏が来日したとき、福岡の 書店でサイン会が開かれ、客がすくないと申し訳ないと思って案内 役の松崎真治氏や高校の後輩の小野原一くんにサクラの駆り出しを 依幀したら、これが集まりすぎて当日大騒ぎとなり : : : そんなこん なで、これをきっかけにつくられた〈以下同文〉というファングル 1 プが、この大会を企画したものである。 第一回であれだけの規模を成功させたのだから見事なものた。 故郷を追ン出て二十五年 : : : 。柄にもなくサイン会かなんかの椅 子にすわらされ、山積みにされている『レモン月夜の宇宙船』がど ンどン売れて、それにひとつひとっサインしていくうれしい気分ー 。昔、俺を振ッたあ 誰か知ってるのが通りかからないかな のセーラー服の女の子ーーーもう、 しい年増になってるだろうなアー ーかなンかが、地元の銀行の偉いさンあたりの亭主と二人づれで通 りがかって、「アラ ! まア ! 」なんてことになったら、思い切り クールに「やア、お元気ですか ? 」なンて、答えちゃうんだがなア しかし、顔を見せるのはムクつけきわが同窓生ばかり。そいつら がまた、自分よりもっとムクつけき伜をつれてやってくるんたな ア。かわゆい娘をつれてきたやつなンて一人もいやしない : も、うれしいものである。こっちはもう大ニコニコでサービスにつ とめちゃった。 『レモン月夜 : : : 』の山はみるみる : だが待てよオ・ あそこであんな勢いで『レモン月夜 : : : 』が売れたということ は、つまり、今までみんな全然『レモン月夜 : : : 』を買ってくれて 5 そうかー いま気がついた凵 いなかったという訳だなア・
いやア、もう、たのしかったのなンの : から晩まで二日間、テレビアニメを連続上映するわ、こっちでは矢 三月の末に、福岡で大会が開かれたわけた。かくいう私は福野さんの翻訳講座、あっちでは不肖小生の近着スライドショ 岡市の生まれ、高校を出て浪人三年、二十一歳のとしまで福岡市に 、午後は二日つづけて〈二〇〇一年の日本を考える〉というシン 住んでいた。そんな因縁で、なンと、この私が恐れ多くも矢野徹氏ポジウムは開かれるわ : ・ : ・といった具合で、その間にはコスチ = ー とならんで、ゲスト・オプ・オナーとして招待されたのである。 ム・ショーもあって、そう、ここに現われたシャンプローの色ツ。ほ 会場にあてられた天神ビルというのは、 いのなんのって : いってみれば銀座の四丁 ます、〈 AII Japan SF Fan's Gay-boy's 目の四つ角にあたる場所で、やつばりデパ ートがあり、その向いに Beauty Contest 〉をやったら、特等入選は間違いなしーーーという なるから、まあ、銀座なら和光というところである。その天神ビル美女だった。なンでもその夜の合宿で、本誌の今岡編集長が ( に ? ) の十一階をそっくりワンフロア借りきってーー・という大がかりな cn 迫られたというのもまンざら噂たけなのかどうか : とにかく原 大会である。実行委員長の魚山真木男氏と安田郁太郎氏が上京し田真二をにした風の少年で、そ 0 ちに関心がおありのか てきてその計画を聞いたときは「大丈夫ですナ ? 」と思わずロ走っ たは一見の価値がある。連絡先は たくらいだった。ところがこれが大入り、ホール二つでは別々に朝この大会のことの起こりは、もとをたどれば一昨年、 私を u- に狂わせた画描きたち ウォーレス・ウッド カット 野田昌宏 / 加藤直之 . い 31 Ⅲ 11 Ⅲ : 判岸Ⅲ信爾蔀鬱 4
屋根裏部屋の火星人 サイエンス・クリティックガリレオ衛星の正体 映画講座メトロポリスの登場 0 リータース・ストーリイ〈豊田有恒選・評〉 題名未定新コラ乙④ 横田順彌 特別寄稿ばくが東大で講義すること 石川喬司 ◇連載◇私を L-L に狂わせた画描きたち 野田昌宏 4 ウォーレス・ウッド スタジオぬ、ん ・スターシッフ・ライフラリイ⑩ ) ・スキャナー三千巻のシリーズに挑むジャック・ヴァンス 米村秀雄 安田均 ・エデイター・ア・ラ・カルト ( ⑥ビーン / デル・リィ夫妻 ・サイエンス・トピック米原発事故の衝撃 池見照ニ ・レビュウ 鏡明 / 亀和田武 / 川又千秋 / 高千穂遙 / 中島梓 DIMENSION 0 霜月象一 0 世界情報・ ファンダム・スポット 四百枚短期集中連載第三回 豹頭の仮面 連作宇宙叙事詩刈 あ「る「録 ( ニ ) : てれぽーと : 四第六回バヤカワ・コンテスト」応募規定発表 光瀬龍十萩尾望都 フレデリック・ポール 9 岡部宏之訳 20 ー 日下実男 井口健ニ 12 ー 20 いィ′ル ン達造男一 ョ慶純 シ森淵田井 一金岩角桜 レ 隆雄郎之隆 ス 照太直嘉 ラ光農信藤冶 イ依畑高加佐 川に . 加藤直之 表紙 目次カット 宮武ー貴 扉・目次レイアウト安藤三香子